相続でお困りの方へ

photo2883相続は人生において誰にでも起こりうるものです。

遺族は、家族が亡くなった悲しみが癒える間もなく、死亡届の提出、お葬式の準備・実施、法要、香典返し、納骨など様々なことを行わなければなりません。

更に、ほとんどそれらと並行して、亡くなった方の財産あるいは債務をどうするのかという相続に関わる手続きを進めていかなくてはなりません。

具体的には、遺言書の有無の確認、戸籍等の調査、相続財産・債務の調査及び評価、相続放棄、遺産分割協議、名義変更、相続税の申告といったように、様々な手続きをしなければなりません。

中には「相続放棄」のように手続を行うべき期間が決まっているものもありますので、注意が必要です。

また被相続人の所得税の申告、相続税の申告等の税務上の手続が必要になる場合もあります。

相続は「何をいつまでに、どのように実施するか」を事前に把握し、スケジュール通りに手続を進行することも重要になります。

それに加えて、相続争いが発生すると、遺族の精神的負担は極めて大きなものとなります。

相続争いは、親子・兄弟姉妹間など、親族間の紛争となることが多く、それゆえに感情的な対立も根深いものがあるなどし、当事者同士で話し合っても埒が明かず、紛争が長期化し、精神的に消耗戦になってしまうこともしばしばみられます。

特に、次のような場合は、相続をめぐる争いに発展する可能性が高いと考えられます。

・もともと相続人同士の仲が悪い場合
・相続人同士が疎遠で、長い間あっていない場合
・被相続人と相続人の一部が、生前から結託しているような場合
・被相続人が愛人や宗教関係者、第三者に取り込まれていた場合
・異母兄弟ないし異父兄弟がいる場合
・相続人である子の内に非嫡出子つまり婚姻外で生まれた子がいる場合

このような場合、 弁護士は最終的に訴訟になった場合の裁判所の判断を念頭において、あなたがどのように交渉すべきかをアドバイスすることができます。また、場合によっては、あなたの代理人として、あなたに代わって、相手方と交渉することもできます。

一旦、当事者同士で感情的に揉めてしまうと、解決までに膨大な時間がかかることがありますので、揉める前にご相談いただければ、比較的早く解決する可能性が高くなります。

相続でお困りの方、不安な方は、一度ご相談下さい。

相続争いにおいて、よく問題となる点を次に説明します。該当の箇所をクリックしてみてください。

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